赤ら顔・血管腫
当院では、赤ら顔や血管腫などの肌の赤みの悩みに対し、専門的かつ効果的な治療を提供しています。赤ら顔は、血管の目立ちや肌の敏感さが原因で顔が赤く見える症状で、年齢や肌質に関係なく多くの人が悩むトラブルのひとつです。以下では、赤ら顔や血管腫についての基本情報から、原因、予防法、治療のポイントまで詳しくご紹介します。
赤ら顔・血管腫とは?
赤ら顔
頬や鼻、顎などの顔の一部が常に赤みを帯びた状態です。気温の変化や刺激により赤みが悪化しやすく、日常生活においても気になりやすい症状です。赤ら顔は、血管が皮膚の近くに集まって拡張し、赤みが目立ってしまうことが主な原因です。特に寒暖差や温度の変化、ストレス、アルコールの摂取などが刺激になりやすく、これらの要因で赤みが強くなることがあります。
血管腫
毛細血管が異常に集まってできた血管のかたまりで、皮膚の表面や皮下で赤く見える状態です。血管腫にはいくつか種類があり、一般的に見られるものとして以下のようなものがあります。
・単純性血管腫:赤ら顔の原因になることが多く、皮膚に赤い斑点が広がるタイプです。
・苺状血管腫:赤ちゃんや幼児に生下時より見られる赤アザで、皮膚よりやや隆起しているのが特長です。成長とともに薄くなることが多いですが、成人まで残るケースもあります。
・蜘蛛状血管腫:放射状に赤い線が広がる血管腫で、特に顔や手足に見られることが多いです。
・老人性血管腫(チェリースポット):数mmの大きさの平坦もしくはドーム状の赤いできもので、 毛細血管の増殖によって出来る良性の皮膚腫瘍です。無症状ですが自然に消失することはなく、加齢に伴い増えていきます。
赤ら顔・血管腫の原因
赤ら顔や血管腫の原因は、内的要因と外的要因が絡み合っている場合が多く、以下に主な原因を挙げます。
-
体質や遺伝的要因
赤ら顔は、敏感肌や血管が皮膚の表面に近い体質が関係していることが多いです。また、遺伝的に血管が拡張しやすい体質の人は、赤ら顔になりやすい傾向があります。
-
気温や湿度の変化
寒暖差や湿度の急な変化は、血管を拡張させる要因となります。特に寒い場所から温かい場所へ移動することで、血流が一気に増加し、赤みが目立ちやすくなります。
-
ストレスや感情の変化
ストレスや緊張によって自律神経が乱れると、血管が拡張しやすくなり、顔の赤みが増します。また、怒りや恥ずかしさなどの感情も血管の拡張を引き起こす要因です。
-
紫外線
紫外線は、肌のバリア機能を低下させ、血管の拡張を引き起こします。特に紫外線A波(UVA)は肌の奥深くに影響を及ぼし、赤ら顔を悪化させる原因のひとつです。
-
ホルモンバランスの乱れ
思春期や更年期、妊娠中など、ホルモンバランスの変化は赤ら顔の原因となることがあります。特に女性はホルモンの変動により顔の血流が増加し、発作的に顔が赤くなることがよく見られます。
-
アルコールの摂取
アルコールは血管を拡張させる作用があり、顔の赤みを強くする原因となります。特に飲酒の際に赤ら顔が目立つ方は、アルコールの影響を受けやすい体質の可能性があります。
赤ら顔・血管腫の予防・改善方法
赤ら顔や血管腫を予防・改善するためには、日常的なケアと生活習慣の見直しが重要です。
-
紫外線対策
紫外線は赤ら顔を悪化させる原因のひとつです。日焼け止めを毎日使用し、帽子やサングラスで顔を守ることが大切です。特に、紫外線が強い季節や時間帯には、できるだけ外出を控えると良いでしょう。 -
急激な温度変化を避ける
寒暖差が激しい場所や入浴時の高温の湯は、血管が拡張しやすくなります。できるだけ急激な温度変化を避け、冬場は部屋の加湿を行い、肌の乾燥を防ぐことも効果的です。 -
アルコールや辛い食べ物を控える
アルコールや辛い食べ物は血流を増やし、顔の赤みを強くする原因となります。特に、赤ら顔が気になる方はアルコールの摂取を控え、辛いものも控えめにしましょう。 -
保湿ケアを徹底する
乾燥は赤ら顔を悪化させるため、肌のバリア機能を保つためにも保湿ケアが重要です。敏感肌用の保湿クリームや化粧水を使い、肌をしっかりと保湿して外部からの刺激を防ぎます。 -
ストレス管理とリラックス
ストレスや緊張は赤ら顔を悪化させる要因です。適度な運動やリラクゼーションを取り入れて、リラックスできる時間を作りましょう。また、深呼吸やヨガなどのリラックス法も、自律神経を整え、赤みを抑える効果が期待できます。 -
ビタミンの摂取
ビタミンCやビタミンKなどの栄養素は、血管の健康に役立ち、赤ら顔の改善に効果的です。食事からビタミンを積極的に摂取することで、肌の健康を内側からサポートしましょう。
赤ら顔治療のポイント
赤ら顔の治療は、症状の軽度から重度まで個々の状態に応じたアプローチが必要です。以下に治療を進める際の重要なポイントを紹介します。
-
POINT
症状に合わせた治療の選択
赤ら顔には、レーザーや光治療などの複数の治療法があります。症状の原因や程度に応じて、最適な治療法を選択することが重要です。例えば、拡張した毛細血管には血管収縮効果のあるレーザー治療が適しており、赤ら顔の改善に効果が期待できます。
-
POINT
生活習慣の見直し
赤ら顔治療の効果を持続させるためには、生活習慣を見直すことが大切です。特に紫外線対策やアルコール摂取の制限など、治療と並行して生活改善を行うことで、再発防止にも役立ちます。
-
POINT
継続的なケア
赤ら顔治療は、一度で効果が持続するものではなく、定期的なメンテナンスが必要です。効果を維持するために、医師の指導に従い、適切な頻度で治療を受けると良いでしょう。
-
POINT
保湿とアフターケア
治療後は、乾燥を防ぎ、紫外線対策を徹底することが大切です。治療後の肌はデリケートな状態のため、保湿ケアと紫外線対策をしっかりと行いましょう。
ご予約・お問い合わせ
Contact
診療時間 9:00〜17:00
休診日 第2・4・5日曜日、祝日
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
● | ● | ● | ● | ● | ● | ▲ | × |
▲ 第1・3日曜日のみ診療
診療カレンダー
2024 12月 |
||||||
---|---|---|---|---|---|---|
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
|
19
|
20
|
21
|
22
|
23
|
24
|
25
|
26
|
27
|
28
|
29
|
30
|
31
|
ご予約はこちらから
当院は完全予約制となっております
お問い合わせはこちらから
アクセス
Access
〒492-8230
愛知県稲沢市稲島東2丁目44-2
- 名鉄国府宮駅より徒歩10分
- 一宮ICから車で15分
- 名古屋駅から車で30分
駐車場台数:19台